寒暖差疲労とは

2021年02月19日

最近、寒暖差による身体の不調を感じる方が増えていて、寒暖差外来のあるクリニックも増えているそうです。

 

寒暖差疲労とは、私たちの体が「寒暖差によって疲労が蓄積した状態」を言います。季節の変わり目に大きな気温の変化があったり、朝と夜とで気温差が激しかったりすると、体は寒暖差を感じて疲労を溜め込んでしまうのです。

人間の体には、暑いと汗をかくように、外気温の高さに応じて体温調節を行う機能が備わっています。この体温調節の役割を担う神経が「自律神経」ですが、この自律神経が正常に機能するためには、一定以上のエネルギーが必要なんです。気温差が大きいほどこのエネルギー消費も激しくなります。気温差が激しい状態が続いてエネルギーが枯渇すると、体も疲れてしまうのです。

 

 

寒暖差疲労を起こしやすくなる気温差は、前日と比較して5℃以上といわれています。季節の変わり目はもちろん、冬場は天気予報などをこまめにチェックして、なるべく気温差を感じることのないよう、服装にも気を付けることが重要だそうです。

 

あとは、食事もなるべく身体を温めるようなニラやネギを使ったお料理や、生姜湯などを飲んでみるのもいいですし、適度な負荷をかけた運動なども意識して取り入れていきたいですね。

 

何か身体の不調が気になる方は、当整骨院にご相談ください。